お疲れ様です!
トレーナーの平野です。
本日は老化の原因の一つである、「酸化」についてお話していきたいと思います!
「酸化」とは簡単にいうと身体の中に錆ができるような状態です。
リンゴがきった時は白い断面をしていますが、空気に触れているにつれて
茶色くなっていくのを見たことある人もいるかと思います。
身体の中でも同様にそのようなことが起きており、
それが原因で、生活習慣病やシミ、ガン、シミなどの原因になるとされています。
今回はその酸化をより早める「活性酸素」について詳しくお話ししていきたいと思います。
活性酸素の種類
1. スーパーオキシドアニオン(O2-)
スーパーオキシドアニオンは、呼吸鎖での電子漏れにより作られ、
一酸化窒素と反応して過酸化亜硝酸を生成し、さらに強力な酸化剤となる。
2. 過酸化水素(H2O2)
過酸化水素は、スーパーオキシドディスムターゼ(SOD)によってスーパーオキシドアニオンから作られます。
比較的安定しているが、フェントン反応によりヒドロキシルラジカルを作ります。
3. ヒドロキシルラジカル(OH)
4つある活性酸素の中で最も影響を与えるのがこちらのヒドロキシラジカルです!
ヒドロキシルラジカルは、最も反応性が高く、DNA、タンパク質、脂質を含む
あらゆる生体分子と迅速に反応して損傷を与えます。
4. 一重項酸素(1O2)
一重項酸素は、光化学反応によって生成されることが多いです。
これは、脂質やタンパク質を酸化し、細胞膜を損傷することがある。
活性酸素の生成と役割
活性酸素は、主にミトコンドリア内でのエネルギー生産過程(電子伝達系)や、白血球が病原体と戦う過程で生成されます。
通常の生理的条件下では、活性酸素は細胞シグナル伝達、遺伝子発現の調節、免疫応答の一部として機能します。
酸化ストレスと抗酸化防御
活性酸素が過剰に生成されると、細胞内の酸化ストレスが増加し、これが細胞や組織の損傷を引き起こす原因となります。酸化ストレスは、DNA損傷、タンパク質変性、脂質過酸化を引き起こし、これが老化や癌、心血管疾患、神経変性疾患などの多くの病気の発症に関与しています。
生体は、活性酸素による損傷を防ぐためにさまざまな抗酸化防御機構を備えています。これには、以下のような抗酸化酵素や分子が含まれます。
1.スーパーオキシドディスムターゼ(SOD)
スーパーオキシドアニオンを過酸化水素に変換する酵素。
2. カタラーゼ
過酸化水素を水と酸素に分解する酵素。
3. グルタチオンペルオキシダーゼ
過酸化水素および有機過酸化物を無害な物質に変換する酵素。
4. ビタミンC、ビタミンE:
非酵素性抗酸化物質として機能し、直接活性酸素と反応してこれを無害化する。
活性酸素と疾病
過剰な活性酸素は、さまざまな疾病の原因となることが知られています。
1. 老化
活性酸素は、テロメアの短縮やミトコンドリアの損傷を引き起こし、細胞の老化を進めます。
2. 癌
DNAの損傷や変異を引き起こし、これが癌の発生原因となります。
3. 心血管疾患
LDLコレステロールの酸化が動脈硬化の進行に寄与する。
4. 神経変性疾患
アルツハイマー病やパーキンソン病など、神経細胞の酸化的損傷が関与しています。
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