消化・吸収ってなんだ!?|健康的に痩せるための食事方法が学べる葛西駅から徒歩30秒のパーソナルジム

こんにちは!
BEYOND葛西店トレーナーの平野です。

本日は消化・吸収についてです。
消化がいい食べ物とか、栄養の吸収がいい方が良いとか
皆さんも聞いたことがある言葉かなと思います。

けど実際消化や吸収ってどこで行われていて、そこでは何がおこなわれているのか
ご存知の方は少ないのではないでしょうか?

ダイエットや筋肉増量でこの部分を知っておいて損はない!
むしろ知っておいた方がいい消化と吸収について詳しく説明していきます!

消化と吸収の過程とそれぞれの役割

まずは消化・吸収の過程について、
そこでは何が行われているかについても合わせてご説明いたします!

1、口膣
2、胃
3、十二指腸
4、小腸
5、大腸

消化・吸収はこの順番で行われています。
十二指腸までが吸収の過程、小腸からは消化されたものを吸収する過程です!
それでは早速、各器官で何が行われているかを見ていきたいと思います。


1、口膣

消化は口から始まります!
タンパク質、脂質の消化は始まりませんが、炭水化物(糖質)の消化が始まり、
口では主に唾液に含まれる「アミラーゼ」によって多糖類が二糖類に分解されます。

ちなみに糖質には「多糖類」、「二糖類」、「単糖類」の3種類があり、
多糖類は白米、二糖類は砂糖、ビール、単糖類はフルーツやはちみつなどが例として挙げられます。

どれが良い悪いではなく、状況によって使い分けてあげるのが大切です。

2、胃

強酸性の胃液が分泌されている胃では
脂質とタンパク質の分解も始まります!
特にタンパク質の分解が行われます。

脂質はグリセロールと脂肪酸に分解され、
タンパク質はポリペプチドに分解されます。


また、食物中のミネラル(例えば、カルシウム、鉄、マグネシウム、亜鉛など)の無機塩を、
イオンに変えます。

イオンに変わることで腸に入った時に吸収しやすいようになるという利点があります!

3、十二指腸

ここでは栄養素の消化とともに、腸を守るような役割があります。
胃では強酸性の胃酸が出ていますが、十二指腸では弱アルカリ性の「膵液」と「胆汁」が出ています。

膵液が栄養素(糖質、タンパク質、脂質)、
特にこの胆汁が胃液から守る役割を果たしています。

4、小腸

小腸ではついに消化されて細かくなった栄養素の吸収が始まり、
3つの役割があります。

1、栄養素の吸収
栄養素は小腸にある微絨毛から吸収されます。
十二指腸から一日に流れてくる量は約9Lと言われていて、
そのうち7Lがこの小腸で吸収され、そしてその残りの2Lが大腸いきます。


2、肝臓に運搬
吸収された栄養素は糖質は単糖、タンパク質はアミノ酸、脂質は脂肪酸となり、
肝臓に運ばれていきます。


3、リンパ管へ運搬
長鎖脂肪酸は小腸から肝臓に向かわずにリンパ管へと運ばれます。
そしてそこから筋肉などに運ばれますが皮下脂肪に予備の栄養素として蓄えられます。

5、大腸

小腸の次には最後に大腸です。
大腸は主に便を作る役割があります。

大腸では腸内細菌によって、運ばれてきた栄養素や人間の体内では
消化することができない食物繊維を発酵+水分を吸収することで便を作ります。

便秘の影響

1、大腸がんのリスク

研究によると、
便が長期間腸内に留まることで、発がん性物質との接触時間が長くなるため、
慢性的な便秘が大腸がんのリスクを高める可能性があると言われています。

2、栄養吸収の障害:

腸内環境が悪化することで、必要な栄養素の吸収が妨げられる可能性があります。



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執筆者:yuya_hirano